麒麟よ、どこへゆく?
今年の大河ドラマ「麒麟がくる」は、視れない時は予約録画して毎週視ています。
・・・ただ、出演女優の薬物問題での急遽の降板や、新型コロナによる撮影中断の影響もあるのでしょうが、内容的に「う~ん???」という部分が多いというのが正直な感想です。
まぁ、明智光秀の人生自体が、ほとんど謎の期間の方が多いので、仕方のないこともあるのでしょう。
でも、その分、時代の描写はもう少し描いて欲しい!
三方ヶ原の合戦が信長と光秀への知らせだけでほとんど終わり、松永久秀(吉田鋼太郎)もいつの間にか名前だけになり、武田信玄(石橋凌)はチラッと出たと思えば死んでしまい、その前に思わせぶりに登場した覚恕(春風亭小朝)は信玄の前で数珠をちぎった後はどうなったの?ってままフェードアウト。
しかも「姉川の合戦」の名も出ぬまま、一乗谷が炎上して浅井・朝倉両氏滅亡って展開早っΣ(゚Д゚)
確かに、NHKのHPでは「戦国時代も明智光秀も知らなくても大丈夫」と書いてありましたが・・・。
これが令和の新しい「大河ドラマ」の描き方なのでしょうかねぇ・・・(;^_^A
もそっと歴史を描いて欲しいぞよ・・・と思うのは私だけ?
ま、何事も賛否両論あるものですからね(笑)
ただ、今回のドラマの着地点は「本能寺」⇒「山崎の合戦」となるのは光秀が主人公である以上避けられないと思いますので、残りがどのように描かれるかが楽しみと言えば楽しみではあります。
しかし、俳優陣はやっぱり豪華な分、ずいぶんと「もったいない」演出と言いますか、使い方だな、という思いは強く感じています。
それとも、ドラマもまた「三日天下」のように消えゆくだけなのか?(笑)
そういう意味で、何だかんだで「楽しんでいるのかな?」と思いつつ、ちょっと不完全燃焼な気持ちをくすぶらせている、ここ最近でしたm(__)m