あなたなら、どちらをやめますか?
最近、知人の職場でコロナ対策として「密になる」との理由で喫煙室が全面閉鎖されたとの話を聞きました。
それに伴い、屋外の一部をパイロン(カラーコーン)で囲んで喫煙所とし、しかも今までは休憩時間はいつでも喫煙可だったのに、室内喫煙所閉鎖に便乗(?)してか、昼休みのみの喫煙可となったそうです(電子タバコも含む)。
ちなみに、そこの職場は数年後を目途に敷地内全面禁煙化を目指しているそうで、今回の喫煙ルールの改正はコロナ騒動を理由としての全面禁煙化への一歩踏み込んだ布石にしたのではと知人は話していました。
彼自身はすでにタバコはやめていますが、困ったことにヘビースモーカーのベテラン作業員や派遣のメンバーが、他にも理由はあったのかもしれませんが、「タバコが吸えない」との理由でこの数ヶ月で3名がたて続けに退職してしまったとのことです。
そして、その退職してしまった人たちの仕事が、管理職である知人に振り分けられて仕事量が増えて困っているとのことでした。
彼のボヤキです。
「タバコが吸えないのも辛いかもしれないけど、だからといって仕事やめちゃうかなぁ・・・? 仕事内容自体はそんなにキツくないと思うし、給料もそんなに悪い方じゃないと思うけど。実際、同世代の給料平均だったら上の下くらいはあるからね。まあ、急にタバコ禁止令みたいな感じになったのがシャクに触ったのかもしれないけど、ホントにオレの仕事量増えて大変だわ(苦笑)」
確かに、元喫煙者の私も急に「吸うな!」みたいな状況にされたら、タバコを吸えないイライラも重なってストレスで「辞める!」ってなっちゃうかも・・・。
でも、給料なければタバコも買えませんからね。
今の私なら「仕事を辞めるよりタバコをやめた方がいいよ」とオススメしますけど(笑)
ちなみに私は2年半くらい前に「禁煙外来」へ行ってやめました。
今思えば、本当にあの時にやめておいて良かったと思っています。
正直、当時はここまで喫煙者の肩身が狭くなるとは思っていませんでしたから(笑)
でも、麻薬と違って合法のものですので、吸いたい方はルールを守って喫煙してください。
でも、これからのご時世、この知人の職場だけでなく喫煙に対する風当たりは強くなっていきそうなので、いずれは選択を迫られる時がくるのかもしれません。
タバコをやめますか? それとも仕事を辞めますか?