生き方を考えるヒントになります
以前から、哲学者のマルクス・ガブリエルの本を読んだりして、自分の中でモヤモヤとしていた考えに形を与えてくれるような、さらなるヒントをくれる本と出会いました。
文章自体はセミナーでの逐語記録(対話)形式なので、正直言って読みにくい個所も多々あります。
ただ、この「価値なし」「愛なし」「ひとりぼっち」「欠陥欠損」のモデル分けや、それに伴う人間の行動に対する視点は非常に面白いと思います。
それに、著者(由佐氏)自身も言われているように、あくまで経験的な仮説での分類であるということと、全ての面をみんなが持っているので簡単に分類を決められるものではない、というところを押さえておけば、非常に個人的にも社会的にも「生き方」を見つめなおすのに参考になると思います。
一度読み終わりましたが、先程も書いたように話し言葉の逐語表記なので、もう一度ゆっくりと読み返して消化したいと思っています。