まだ表面化していないだけなのでしょうか?
今回の新型コロナウイルスによる経済的打撃は、2008年頃のリーマン・ショック以上だと言われています。
確かに多くのお店が休業したり、各テーマパークや公共施設も閉鎖されて「日常」ではないという印象は強く受けました。
ただ、私は前回のリーマン・ショックの時にちょうど自動車関連の仕事をしていた為、部品の納入に大手工場に行くと、納入量が少ないのもありましたが、それ以上に夕方に行くと電気が点いている所がほとんど無く、工場全体が薄暗くて静かだったのがとても印象的でした。
それもあってなのか、今回は実感としては(ある意味有り難いのかもしれませんが)あまり影響を感じていません。
もちろん収入面には影響はありましたが、幸いものすごく減少したという訳ではなかったので、そのあたりも前回のリーマン・ショックに比べてまだ実感がわかない一因かもしれません。
あと、いろいろ「妙な噂」は一部あったりもしますが、新型コロナウイルスの場合は基本的に「天災」に近いものがあると思いますが、リーマン・ショックは「人災」と言えるものだったのでその辺も実感に影響しているかもしれません。
しかし、いずれにせよジワジワとこれから表面化してくる場面もあるでしょう。
それでも現代の日本人の多くは、バブル後の「就職氷河期」と言われた時代に社会に出て、ほとんど「好景気」という言葉を聞かずに「リーマン・ショック」に遭い、その後「東日本大震災」を経て今回の「コロナ・ショック」に遭っています。
そういう意味では現代人は(苦労や苦難を経験された方も多くいらっしゃるでしょうが)、ある意味「たくましく」この20数年を生き抜いてきた世代だと思いますので、私は今回も何とかなるのではと比較的楽観的に見ています。
ただし、今回の場合はライフスタイルなどの大きな変化は避けられないでしょう。
でも、やはり「今はダメでもきっとうまくいく!」という思いで過ごしていきたいと思います。