アルコール依存症の心理カウンセラー・ライフリフォームコーチ、藤 司朗の人生改革日記

アルコール依存症だけど、それでも人生に「YES」と言うために心理カウンセラー&ライフコーチとして生きなおす日々の日記

コロナよりある意味人間の方が恐ろしい

先日より微熱が続き、一時38度の熱が出たので保健所の相談窓口に電話しました。

 

とりあえず、保健所の電話相談でのヒアリングでは「コロナの可能性は低いと思いますので、かかりつけの病院があればそちらを受診してください」と言われたので、その旨を電話でいつもお世話になっている内科医院に伝えたところ、「わかりました。着いたら電話してください。こちらから受付に伺います」とのこと。

 

駐車場に着いて電話をし、保険証と診察券を用意して車で待っていると、マスクとゴーグルと手袋をした看護師さんが裏口から登場。

体温計を渡され「検温して車でお待ちください」と言われて数分、裏口より院内に入って診察を受けました。

 

診断は、血液検査などの結果でウイルスよりも細菌性の風邪の可能性が高いということで、抗生物質と解熱鎮痛剤を処方されて終わりました。

 

その後も少し微熱が続きましたが、食欲も出てきて、体調は少しづつ良くなって来ています。

 

しかし正直な気持ちを言えば、PCR検査などを受けて「コロナではありません」という一応の「安全宣言」が出されたわけではないので、不安が全くないと言えばウソになります。

 

それに、もし人に「本当にコロナじゃないのか?」と聞かれれば、「違います」と自信を持って言えないのもあり、こういう時期に変に体調を崩すと、たとえ仕事でも人に会うのを遠慮するような気持ちになってきます。

 

それに、もし私が現役の学生だったら、それこそ保健所などに泣きついてでも、PCR検査をしてもらって白黒はっきりさせてもらわなければ、おそらく学校へは安心して行くことができないでしょう。

 

それくらい、人の不安・恐怖心などから出る暴力性は、病気の被害者であるはずの人に対してですら、バッシングや嫌がらせの対象にするといった行為に走らせたりします。

 

まぁ、緊急事態宣言中に旅行してコロナに感染したというのは如何なものか、というのはわからないでもありませんが、自粛要請中に時短営業をしていたお店に落書きや非難の張り紙をするなどの行為はやはりやり過ぎだと思いますし、コロナに感染したすべての人が、単なる気のゆるみや軽率な行動によって感染したわけではないと思います。

 

そう思うと、コロナウイルス自体も恐ろしいですが、不安や恐怖心によって突き動かされた人間の、変な「正義感」や「偏見」の恐ろしさというのも感じずにはいられません。

 

いずれにせよ、今回は私も大丈夫だったとしても、しばらくはコロナ感染のリスクは無くなったわけではないので、十分に感染対策をするとともに、必要以上に恐れないこととヒステリックにならないことが大切だなと感じた今回の発熱騒動(?)でした。