つい出てしまう言葉を変えよう!
今日、久々に仕事仲間から来たメールの書き出し・・・「お疲れ様です」。
いや、疲れてないって(笑)
まあ、こんな事を言い始めると「揚げ足取り」と言われるかもしれませんが、それでも常識と言うか、日常会話には意外とネガティブな表現や、微妙な言葉が使われていますよね。
例えば「がんばって!」。
うつの人には言わないようにとかは言われてますが、私もこの言葉があまり好きではありません。
理由をいえば、実はリラックス(厳密にいえば自然体)の方が人間は強いからです。
これは合氣道を習っていた頃に経験したことですが、いわゆる筋力とか腕力とかよりもリラックスして氣が充実している方が強いのです。
※もちろんフニャフニャの脱力とは違います。また、筋力を全く使ってない訳ではありません。使い所が違うのだと思います。
話を戻すと、「がんばる」を漢字にすれば「頑な」に「張る」と書きます。
つまり固くなって気張れと言わんばかりの言葉なんですね。
なのでどちらかと言えば私は「頑張り」たくはない(笑)
リラックスして柔軟に対応できる方が私は好きですし、理想としているからです。
なので、あえて答える時は「励みます」と言ってます。
ただ、最近仕事でご一緒したマダムの女性が「私は顔が晴れるとかいて『顔晴る』と思ってますよ」と言われて「なるほど」と感心してしまいました(笑)
しかし、日本人は謙遜だとか目立たない事の方が良いとされている空気がまだまだ強いので、「つまらないものですが」とか「未熟ものですが」と言葉にする事が結構多いように思います。
もちろん、「オレ、スゴいんだぜ」と口にする必要はありませんが(笑)、心の中では「自分はやればできる」とか思っていれば良いと私は思っています。
本で読んだのか、テレビか何かで聞いたのかは記憶にありませんが、ある人が「口ぐせというのはその人の信念だったり、その人の自己イメージが垣間見えたりするキーワード」と言っていたのを聞いて、私自身も「そうだ!」とすごく共感したことがありました。
以前にも書いた気もしますが、口ぐせを一番聞いているのは自分自身です。
そう思うと、つい「疲れるよな」とか言ってしまうのは、余計に気力も減らしてしまう自己暗示になってしまうかもしれません。
まあ、「疲れた」と「頑張って」言わないようにして疲れてしまっては意味がありませんが(笑)、普段の口ぐせや言葉遣いを見直してみると、自分自身も気が付かなかった意外な自分の心のクセに気付いたり、毎日の生活の見方に変化が起こるかもしれません。
信じる、信じないはあなた次第です!
あれ?(笑)