天の流れに身をまかせてみよう・・・
今、私自身がちょっとした仕事面での「転換期」に差し掛かっています。
と言っても、実際に動くとしたら6月末になるのでまだ先のことなのですが、今の職場の新年度を迎えての状況の変化や、先の見えない新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響での先行きの不透明感によって、どうしようかと悩んでいる状態です。
本職のカウンセリングやコーチングも、コロナのおかげでかなり打撃を受けておりますし、そのスキルアップのために年始から受けているセミナーも次回開催が未定のままになっています(ちなみに昨日と今日がそのセミナー予定日で、東京に泊りがけで滞在しているはずでした)。
もっとも、悩んだところでこれらの問題はすぐに解決することではなく、こればかりはなるようにしかならないと思って、今はできることをただやっている毎日です。
しかし、以前の私なら「何とか予定通りに」とか「自分の思い通りに進むように」と無駄なあがきをよくしたものですが、やはりそれが上手くいくはずもなく、自分で自分を追い込んで余計にストレスを溜め込んでいたのを思い出します(笑)
確かに環境や状況にアプローチをして、変更や改善などをすることは人間の特徴でもあり人間らしさでもあると思いますが、しかし人間だからこその限界や出来ないこともあるのも事実だと感じます。
特に私の場合は原因が自業自得とはいえ、病気を患ってからは「死」や「寿命」というものを身近に感じるようになって、自分で「できること」と「できないこと」があるという考え方に変わってきたように思います。
なので、まさに「人事を尽くして天命を待つ」という心境で日々を過ごすように心掛けております。
全く不安がないわけではありませんが、今は自分でやれることはしっかりとやり、後は天や運命とでもいうものに身を任せてみようというそんな心境です。
~災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時節には死ぬるがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候~ 良寛